対決クラシック  フタコトミコト

フタコさんとミコトくんの クラシックの語らい

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ミコト:
僕、この曲好きなんだ。

フタコ:
そうね、アタシは初めて聞いたけど、いい曲ね。少し悲しげなんだけど、厳粛でもあって。それで、少し現代的な感傷性もあるような。

ミコト:
もともと、オルガン曲みたいなんだけどね。また、デームスが、いつになくシリアスに弾いているのも、なんか意外で。

フタコ:
アタシ、デームスさんのピアノはあんまり好きじゃないけど、このフランクはいいわね。オルガン曲とは思わせないタッチね。アルペジオがピアノ的に活かし切られてる。あまりに、ピアノ的すぎて、ポップスを思わせるわ。ジョージ・ウィンストン的にも聞こえる。

ミコト:
いつものような遊びは影を潜めてるけど、やっぱり、そういう自由な魂は健在なんだね。

フタコ:
でも、これと、交響曲の「循環動機」とかは、どう結びつくのかしらね。

ミコト:
世の中に切り込む、ひとつの建前だったのかもね。なにかやらないと目立たないから…。本音はこちらにあったのかもしれないね。

Piano Works
C. Franck
Piano Classics
2011-06-14


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